昨年2014年11月PARIS PHOTOとチューリッヒでの展示

昨年11月にパリ、チューリッヒと出かけたのですが、ブログの書き込みをしないまま年が明けて1月も半ば過ぎになってしまいました。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

*Paris Photoの様子
RM社と青幻舎の共同出版で山本作品集が出ました。そのお披露目でサイン会が催されたので久しぶりにPARIS PHOTOに出向きました。
噂には聞いていましたが、人.人.人....でごったがえす会場内。待ち合わせした友人が一人来なかったのでどうしたかと思ったら、入場券を買うのも長蛇の列で諦めたとのこと。40ユーロもするのにビックリです。その上、ただ混んでいるだけではなく、そんな中、コレクターたちはアグレッシブに欲しいものをガンガン買いまくります。
そんな中、山本も、3カ所でのサイン会や幾つかの取材やインタビューを受けたりしました。サイン会も、たくさんの方々が本を買って並んでくださいました。
アメリカの画廊2カ所とパリの画廊のブースで山本作品が展示され、たくさんの販売がありました。またamanasaltoでは出版された本にプラチナプリントがセットされた特別エディションが発表されて予約も幾つか入りました。
今年の前半戦は、売り上げが伸びずに暗い気持ちで日々を過ごしていましたが、最後になって、まともに売り上げが出て来たので、ほっと一安心しました。
やはり出版の効果は絶大でした。
山本作品を取り扱うたくさんの方々の御陰、またコレクターの方々の御陰にて、今後の作品作りが継続が可能になるという事を身にしみています。
ますますもって真剣に作品作りに取り組まなければなりません。

*semina rerum (Zurich)の様子
「浄」「川」シリーズから新作プリントも含めて展示しました。
IRENE-1IRENE-5IRENE-4IRENE-3IRENE-2

イレーネさんにお会いしたのも、チューリッヒの町に訪れたのも、私は初めてでした。
11月の後半でしたので、石畳の旧市街やあちこちの通りはクリスマスイルミネーションで飾られていて、とても素敵でした。派手さはまったくなく、さりげなく上品でセンスが良い事の見本のようなイルミネーションでした。もともとの町並みが美しいからこそのものであるなぁ....と感服いたしました。
滞在中にHauser & Wirthのオープニングに行くことができました。この画廊が入っているビルは、かなり大きな5階建てくらいのビル丸ごと1軒、アートビルになっていました。
ということで他にも画廊や美術館が入っていて、一斉にオープニングをやるので、美術関係者やコレクター、若いアーティストらしき人々など、大勢が集っていてすごい活気でした。
パリフォトといい、ヨーロッパの美術市場の活発さを目の当たりにして、改めて圧倒されました。こういった現状を前にすると、残念ながら日本は、そのテーブルに付く以前の状況であり、日本に居てプロのアーティストになりたい人は、イキナリ欧米のマーケットに挑戦して行くしか道はない、との確信を持ちました。
チューリッヒ

amanasaltoよりプラチナプリント付き限定版

最新鋭の設備と最高の職人で取り組むプラチナプリント工房amanasaltoで作ってもらうプラチナプリントとRM出版から出る山本昌男作品集をセットにした限定版がでることになりました。
これもParis Photoのamanaブースで発表されます。
gray boxの方は、$1,800で5つのイメージの中から2点のプラチナプリントが選べます。
Brown boxは、5点のイメージ全てと山本が自ら現像したゼラチンシルバープリントまで付いて$4,500で、大変魅力のあるお得なセットになっています。
amana

箱がシンプル且つ上質なデザインで、美しいです。
amana_box

PARIS PHOTO, チューリッヒでの展示

*RM社が出版してくれる作品集 "Small things in silence"「 小さきもの、沈黙の中で」

これに際して、Paris Photoにてサイン会が催されます。
11月15日(土)
16:00−RM社のブース
17:30- FIFTY ONE FINE ART GALLERY のブース
18:30- Galerie Camera Obscuraのブース

*11月23日〜チューリッヒの画廊、semina rerum にて山本昌男作品展が催されます。


大邱フォトビエンナーレ

DAEGU PHOTO BIENNALE 2014
招待されて搬入オープニングに行ってきました。
初めての韓国です。

「安らぎの空間、祈りの時間」という タイトルでインスタレーション展示をしました。

大邱−4
大邱−3大邱−5大邱−1大邱−2


これからの展示予定、出版予定など。

*韓国の大邱で開催される写真祭に招待されました。
9月12日-10月19日
メイン展示のOrigins, Memories & Parodiesの中で展示されます。
「川」シリーズ13点と「浄」作品を使ったインスタレーションの初とり組みとなります。
会場風景などまた報告します。

*久しぶりに奈良のGALLERY  OUT OF PLACEが企画してくれました。
9月26日-10月26日
「浄」がメインで以前のシリーズからも展示します。

*来年は、のびのびになっているサンパウロでの画廊での展示や、6月にはフランスのSaint-germain-en-Layeという町で開催される写真祭(第一回)にも招待される予定になっています。

*昨年から動いていた山本昌男作品集ですが、やっと本格的に始動して、今年の11月のパリフォトでのプレゼンテーションを目指して取り組んでおります。
バルセロナ+メキシコのRM社と日本の青幻舎の共同出版となっています。
初期作から最新作まで網羅されたものです。

*イタリア人若手哲学者Federico Ferrari氏の美しいイタリア語のエッセイと山本作品の組み合わせの小冊子の出版も予定されています。ローマの出版社が出してくれることになりました。

*ドイツのedition GALERIE VEVAISからは、山頭火と山本のコラボ本が出ます。
出版時期は未定です。




Los Angels Times に記事掲載

現在ロスのCraig Krull Galleryで開催中の「浄」展ですが、LA TIMESに記事が掲載されました。ありがたいです。
早速、他の画廊からも問い合わせがバンバン来ています。
新聞の威力はすごいですね。

LA TIMES2014記事

以下、訳を記しますが、根-rootsでなければならないところを、なぜか枝-branchesになってしまっています。山本としては、branchesという言葉は一度も使っていないのですが、何か勘違いされたようです。どんなに説明を何回しても、こういった誤解が出てしまう事がよくよくあることです。

リア・オルマン記者

『山本昌男がとらえた物体と精神』

山本昌男の写真は、とことん削られているように目には見えるが(目にはミニマルだが)、精神を大きく開放してくれるものである。彼の作品は直接的で、分類学なみの情報の明確さを呈しているが、それらは、観るものに解釈の猶予を与えてくれる。

彼のいわば地質学や植物学に由来した被写体は、いともたやすく精神性と詩心をもって、語りかけてくる。

Craig Krullで展示された山本の新作「Shizuka=Cleanse」は、石や木の枝といったものを、暗い不確定な背景の前で、孤立した彫刻的フォルムとして撮影している。イメージはアルミ板にマウントされ、額に入れずに、まったく潔白ともいえる本来の形で展示されている。

山本の以前の華麗な(ゴージャスな)主に風景の作品群も別室に展示されている。他の作品群と離して展示することで、Shizukaの純粋さがさらに強調されている。ひとつのすべすべした木の塊の官能的なくぼみは、横たわる胴体を思わせる。へこんだ石、でこぼこの石、穴の開いた石、スベスベの石。頬のこけた顔を思わせる石もある。月のような石。純粋な動き―跳躍、ストレッチ、ねじり―を感じさせるものもある。

山本は、こうした作品に、文字通り示唆的なタイトルを与えている。たとえば、ほぼ全体がすっぽり影に包まれていて、てっぺんだけが光っている石を富士山に見立てるように。また、いくつも手を伸ばした枝を神秘的なペガサスに見立てるように。こうしたラベルは、被写体への瞑想を開くというよりは閉じてしまうようで、やや邪魔に感じる。その物体と宇宙、物体と精神との繋がりを表すには、作品の優雅さと質感と形だけで十分に思える。



CKGでの搬入オープニングの様子


同行した画家のシバムラさんが撮影してくれました。搬入の時のスナップはあまりないので、ありがたいです。

CRAIG氏のアドバイスを受ける
CKG2014CKG2014


オーナーに個々の作品の説明をする。
CKG2014搬入−4CKG2014搬入−2



オープニングにて
CKG2014OPENING-2
CKG2014OPENING-1

人生、初ハワイ

ロスでの仕事の帰り道で、ハワイ在住の写真家の友人を訪ねました。
オアフ島とハワイ島に行きました。

まずは、やっぱりパールハーバー
歴史に詳しく無い私でも色々な思いがよぎりました。
ここで戦った米国軍人の勇敢さを讃える施設が作られていて...たくさんの人が来ていました。
みんなは何を考えているのかな....
戦争は、もうやめよう。
パールハーバー

ワイキキは、ただの商店街で、何がおもしろいのかわかりませんでした。
くるっとオアフを回りましたが、海の美しさが、ダイナミックで波がすごく激しく、サーフィン好きの人が集まるのがなるほど...と良くわかりました。
ハワイ島は、滝や渓谷や火山がある変化に富んだ島で、色々見るべきものがありました。
別名ビックアイランドの通り、結構、広くて、3泊では回りきれませんでした。
くじらの姿もなーんとなく確認。もっとずーっと海見てたら、もっとしっかり見られたでしょう。コテージにテレビがありましたが、全く見る気も起きず、海を眺めて、波の音を聞いたり、鳥の声を聞いたり....ビール飲みながらボーっとしていて気分の良い島でした。
食事のサービスが全くないコンドニミアム的な宿で周囲にも食堂もなかったので、スーパーマーケットで調達してきて食べていました。ヒロのあたりは日本人がとても多かったとことだそうでKTAという日系の人が作ったスーパーは、豆腐や納豆、漬け物など日本の食料がたくさんあり助かりました。
ワイピオ渓谷という所は、かなりの急斜面の道を下りなくては行けず普通の車では無理だということで、4WDワゴンツアーに申し込みました。。
元気なお兄さんが、しゃべりっぱなしで、昔の津波が来た時の話しやら渓谷に関する話しをしてくれます。
川みたいな所も、がんがん渡っていきます。
正真正銘のワイルドでした。
ワイピオ滝
ワイピオ渓谷ワイピオわごん

太平洋ド真ん中っ!
ヒロのコンド-1ヒロのコンドー2

満喫しました....私の50周年記念旅でした。ありがとう!

ロス、CRAIG KRULL GALLERYでの展示風景

「浄」シリーズは2012年から 発表を始めましたが、今までの山本作品とあまりにも雰囲気が違う、ということで、なかなか展示してくれる画廊がなく四苦八苦していましたが、
サンタモニカのCRAIGさんが展示を決意してくださいました。
拾う神アリだな...と嬉しく思いました。また、皆がイイというから自分の画廊でも企画するのではなく、まだ評価は定まっていなくても私はこの作品を良いと思う...という自分の中での確信があって、展示を決めて下さった事に、深く感謝して、尊敬したいです。

*30点ほどの展示可能作品を持ち込みましたが、オーナーと話し合いの結果、絞り込んで19点を展示しました。たくさん見せれば良い、というものではなく、1点づつ集中して見てもらいたい、という意図です。

*「浄」シリーズの他に「川」の新作を含む展示、また「川」のプラチナ作品も展示しています。

CKG2014-1CKG2014-2CKG2014-3CKG2014-4CKG2014-5CKG2014-6



サンパウロ Galeria Marcelo Guarnieri

サンパウロのGaleria Marcelo Guarnieriが新しいスペースに移転したそうで、
光栄なことに、そのスペースでの最初の展示に山本展を開催してくれることになりました。
4月5日-5月までやっているようです。
マルセロ2014,4

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